Health care column

養生コラム

なぜ夏に汗をかきすぎると良くないのか

2023.08.17

汗のかき過ぎは結論から言うと血流悪化の原因になります。

血を流す働きを担う体内の「気」が汗と共に体外に流れてでると気不足になり血流が悪化。
また大量の発汗により「水」不足になると血は煮詰まり瘀血(ドロドロ血)に。血を循環させる「心」に負担となり、血流循環障害、動悸、息切れ、物忘れ、また精神不安定、睡眠障害、などの不調が出やすくなります。

また、気不足により胃腸の機能低下や疲労感を促しやがていわゆる「夏バテ」の状態になってしまいます。これを解消するにはこまめな水分補給と気を補う食材(ざっくり言うと米類、芋類、豆類、肉類など)を積極的にとること。

それから汗をかき過ぎないようにすること。

日々是薬膳の養生出汁、塩、トマト、梅の甘酢漬けともちもち麺でさっぱりと。
途中から梅を潰しながら食べるとよりおすすめです。

梅の酸味には汗腺を引き締めて発汗を抑える作用があるのでとてもおすすめです。
適量の汗をかくのは大事なことですが、ダラダラと汗が出て止まらない時は酸味をうまく取り入れてみてくださいね。