朝夕は涼しく、過ごしやすくなってきました。
空気が乾燥してきて空が高くて気持ちがいい日々で すね。
空気の乾燥とともに肌の乾燥が気になり始め る季節でもあります、しっかりケアをしないとかゆみや肌荒れ、小じわの原因に。
中医学では秋は五臓の「肺」の養生の季節。
乾燥 により肺も傷みやすく、咳が出たり防衛機能が低下し風邪をひきやすくなることも。
肺の状態と皮膚はリンクしていて、肺が潤っていないと肌も潤わないとされます。
そこで薬膳の力を。
秋におすすめの食材は色々あ りますが、今日は白胡麻のおはなしです。
白胡麻は秋の薬膳料理や美容薬膳に良く使われる 食材で、主な効能は、潤腸通便(大腸を滑らかにし排便を促す)と生肌(皮膚の再生を促す) です。
大腸と肺は経絡でつながっているので肺に潤いを与えます。
薬膳では「肺を潤す=肌 を潤す」とされ、秋の養生をすることで肌のケアにもつながります。
胡麻はそのまま食べても吸収が悪いので、すり胡麻や練り胡麻で食べると効能をとりいれやすくおすすめです。
私は棒棒鶏や、練りごまをたっぷり入れ吉野本葛で練り上げた胡麻 豆腐にして食べるのが好きで良く作ります。
白胡麻を積極的にお食事に取り入れて乾燥の 季節を乗り越えましょうね。