朝晩はぐっと冷えるようになりました。
空気が乾き、身体も冷えやすくなるこの時期は、中医学では「陽気」を守るケアがとても大切。
頼りになるのが、身近な食材「生姜」です。
薬膳では、生姜(生姜・乾姜)は
- 体を温める
- 冷えによる不調を和らげる
- 気血の巡りをよくする
- 発汗を促し余分な寒邪を追い出す
といった働きがあるとされています。
特に肩のこり・手足の冷え・お腹の冷えからくる腹痛や下痢にお悩みの方におすすめです。
- 朝起きて体が冷えて動きにくい
- 夕方になると足先が冷える
- 冷えで胃腸が弱りやすく痛むことも
- 温かい飲み物が恋しくなる
そんなサインがある時は、生姜の出番です。

取り入れ方としては、普段のお味噌汁にすりおろした生姜を加えたり、紅茶にスライスした生姜を入れてジンジャーティーにするなど。
※ただし、のぼせやすい人・乾燥がとても強い人は量を控えめに。
日々是薬膳の「温巡茶」は生姜、桂皮、三年番茶のブレンド。
お腹から末端までの冷えを改善し気血の巡りを促します。
また、「養生クラフトシロップキット」で薬膳ジンジャーシロップを作り、お湯で割って飲んでみてください。お腹からじんわりの温まり、冷えからくる不調を和らげるとともに乾きを潤します。
生姜でじんわり体を温め、巡りを整えておくことで、冬の冷えに負けない土台づくりができます。
是非お試しください。