Health care column

養生コラム

冷えからくる不調に生姜を

2025.11.21

朝晩はぐっと冷えるようになりました。
空気が乾き、身体も冷えやすくなるこの時期は、中医学では「陽気」を守るケアがとても大切。
頼りになるのが、身近な食材「生姜」です。

薬膳では、生姜(生姜・乾姜)は

  • 体を温める
  • 冷えによる不調を和らげる
  • 気血の巡りをよくする
  • 発汗を促し余分な寒邪を追い出す

といった働きがあるとされています。

特に肩のこり・手足の冷え・お腹の冷えからくる腹痛や下痢にお悩みの方におすすめです。

  • 朝起きて体が冷えて動きにくい
  • 夕方になると足先が冷える
  • 冷えで胃腸が弱りやすく痛むことも
  • 温かい飲み物が恋しくなる
    そんなサインがある時は、生姜の出番です。

取り入れ方としては、普段のお味噌汁にすりおろした生姜を加えたり、紅茶にスライスした生姜を入れてジンジャーティーにするなど。

※ただし、のぼせやすい人・乾燥がとても強い人は量を控えめに。

日々是薬膳の「温巡茶」は生姜、桂皮、三年番茶のブレンド。
お腹から末端までの冷えを改善し気血の巡りを促します。

また、「養生クラフトシロップキット」で薬膳ジンジャーシロップを作り、お湯で割って飲んでみてください。お腹からじんわりの温まり、冷えからくる不調を和らげるとともに乾きを潤します。

生姜でじんわり体を温め、巡りを整えておくことで、冬の冷えに負けない土台づくりができます。
是非お試しください。