私が薬膳と出会ってから10年ほど経ちますが、欠かさず続けている朝のルーティンがあります。
それは起きて朝ごはんを作りながら白湯を飲むこと。
空っぽの胃腸に白湯を少しずつ流し入れ、胃腸がじんわりと温まり手がポカポカしてきたら朝ごはんを食べます。
白湯で胃腸を温め消化力を高めておく、いわば食べ物を胃腸に入れる準備をする感覚でしょうか。
中医学には「子午流注(しごるちゅう)」という考え方があります。
「子午」は時刻、「流注」は体内の気血水の流れという意味をもっています。
24時間を12等分し、それぞれの時間帯に活発に働く臓器やその時間帯に何をどうすべきかも指南されています。
それによると、朝の5時から7時は大腸が最も活発に働く時間帯であり、水分の吸収や排便に適した時間とされます。
寝起きに白湯を1杯飲んで大腸を刺激しすっきりとしたお通じを促すべき時間なのです。
白湯の適温は50~55℃。沸騰したお湯を冷ましてつくるのがベストですが、時間的に余裕がない場合は沸騰したお湯に水を同量足して作っても良いかと。
がぶ飲みするのではなく少しずつゆっくり飲みましょう。
白湯を飲むことで得られるメリットは他にも。
・冷え性の改善
・デトックス効果
・ダイエット効果
・美肌効果
・便秘の解消
・花粉症の緩和など
また、寒くなってきましたので朝食にはコーヒーより紅茶やチャイを。
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おすすめポイントは次のコラムに続きます。